施工事例2
宮前区 H邸
 
施工前


宮前区のH様より、作庭の見積依頼がありましたので、現況の確認にお伺いいたしました。

右の写真をご覧のとおり、お庭にはまだ何もない状態でした。
H様のご要望では、自分達だけの落ち着いた日本庭園を作りたいとのお話でした。

敷地は広いのですが、擁壁の冷たく暗いイメージで圧迫感があります。
H様とお打合せのうえ、まずはこの擁壁を見えなくするよう竹垣(建仁寺垣)を作ることになりました。
 
施工中


施工中の風景です。

まず、垣根の柱となる丸太を、垂直かつ直線になるように設置します。

高さが3.0m以上になるため、支柱も太いものを使用し、しっかりと地面に打ち込みました。
支柱ができたら、横に通す竹を並行になるよう固定していきます。

ここで少しでも傾いたりすると、出来上がりの見栄えが悪くなるので、作業は慎重に行います。
棕櫚(しゅろ)縄でしっかりと縛り、飾り付けをしていきます。

擁壁の上のブロック塀もすっかり覆い、冷たいイメージがまったくなくなりました。
暑い時期の施工だったため、竹の色がまばらですが、すぐに落ち着きを見せてきます。

擁壁を完全に隠すだけでなく、これだけの高さの竹垣は見た目にも迫力がありますね。
 
施工後


植栽後の風景です。

建仁寺垣に負けないよう、高さのあるマツをシンボルツリーとして植えました。

このお庭の顔になる樹木なので、樹形にもこだわりました。
奥にみえる竹垣は、もともとそこに擁壁があったことも分からないくらい調和しています。

これだけ高さのある建仁寺垣に囲まれていると、外からの視線はまったく気になりませんね。
マツの根もとには石を組んでサツキを植え、正面から見た時の奥行き感を出しました。
足元は切石を並べて、歩きやすくしました。
このスペースにイスを並べて、お茶を楽しむこともできます。

また、切石の明るい色が圧迫感を少なくしています。
玄関から見た風景です。

門に被っているマツが、お庭の雰囲気を引き立てています。
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