施工事例6
旭区 I邸
 
施工前


鶴ヶ峰にお住まいの I 様より、作庭の見積が欲しいとお話を頂き、お打合せに伺いました。

新築を建てられたばかりとの事で、お庭はご覧のように、まだ何も無い状態でした。
まず最初に気になったのが、ブロック壁です。
古くなって汚れ、せっかくの新築が台無しになっています。
お客様も、どうにかしたいとお困りでした。


また、日陰のため水はけが悪く、ジメジメした土壌にもお困りの様子でした。日の当る所には芝を張り、それ以外については除草や剪定の管理の必要の無い、砂利敷きをすることになりました。
手前にはみ出している控壁は耐圧や耐震の為に設けられているのですが、これでは敷地が窮屈に感じられてしまいます。

継ぎ足された上4段のブロックは構造上、あまり必要の無いものでしたので、撤去することになりました。

 
施工中


まず最初に、ブロックの控壁を撤去して大丈夫かどうか調べた結果、現状の控壁は、殆ど機能していない事が判明しました。
そのため、当初1本のみを撤去する予定でしたが、他の箇所についても撤去する様にしました。

控壁の裾の部分を残したのは、隣の家の土留の役割がある為で、これで十分な強度が確保できています。
控壁を撤去したら、次にブロック塀の頭部分をはつり、黒瓦をのせていきます。
これだけでも、大分イメージが変ってきましたね。
続いて景石を据えていきます。
クレーンが届かないので、チェーンブロックやローラーを駆使し、人力で据え付けました。

景石は使い方一つで色々な表情を持たせる事が出来るので、職人の腕の見せ所でもあります。
まるまる控壁を撤去した部分は、強度確保の為に六方石をあてて、鉄筋をかます事でクリアしました。
 
施工後


ブロック塀は下2段は泥水などが跳ねて汚れてしまうので、灰墨を入れたモルタルを塗り、その上部は漆喰で仕上げました。
白く塗る方法はいろいろとありますが、やはり漆喰だと深みがあって、すごく暖かみが出ていますね。

控壁の裾も灰墨で統一し、アクセントとして利用してしまえば、違和感もなく良い雰囲気です。
水はけ対策として、既存の土を鋤取って中央部に多少の起伏を持たせ、水が左右に流れるようにしています。

写真は養生として目土をしてありますが、1ヶ月程経てば青々とした芝生になります。
つくばい部分のUPです。
排水部分を設け、水はけ対策にも一役かっています。

塀側は防草シートを敷いた上に、伊勢砂利を敷き均しました。
隣の駐車場との境に作った生垣です。
まだ樹木が小さく、後ろのコンクリートが見えていますが、すぐに伸びて隠れてしまいます。

竹垣が視覚的に幅を広く見せています。
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