施工事例16
青葉区 S邸
 
以前からお付き合いをさせていただいてる青葉区のS様から、お庭の改修工事を依頼されました。

お庭のデザインから施工まで全てお任せいただき、当社も少しずつ、じっくりと施工させていただく

ことになりましたので、今回は日記形式でご紹介したいと思います。
2005.03.04


最初の風景です。

まず、古くなった建仁寺垣を撤去します。

撤去したあとの写真は残念ながら撮り忘れてしまいました。
 
2005.03.10


建仁寺垣を撤去した後、ブロック塀を積みました。
いきなり進んでしまいますが、こちらは積み終った後の風景です。


ブロック塀の高さは120cm以上あり、控え壁を設けない設計にしたかったので、絶対に倒壊しないよう物凄く太い鉄筋を中に通しました。
 
2005.03.18


ブロック塀に抱かせるように、御影の切石を据えていきます。

この石は特注品で、1枚でもとても重たいです。
写真では分かりづらいですが、クレーンで上から吊っているんですよ。

自然石のため、大きさも均一ではありません。水平を見ながら、1枚1枚確実に据えていく必要があります。

今日だけでは終わりませんでした。
 
2005.03.29


クレーンが届かなくなってしまったこともあり、奥のほうまで据えつけるのに、3日間もかかってしまいました。

右が据付後の風景です。

この石塀の上に、背丈の低い建仁寺垣を作っていきます。
 
2005.04.16


建仁寺垣を作り、その上に瓦をのせました。

いよいよ下の部分に取り掛かります。

お庭の構成を捉えるため、まずは灯篭や水鉢など、大きなものを配置しました。
下が平面ではどうしても単調な庭になってしまうので、角に起伏を持たせるようにしていきます。
 
2005.04.29


奥行きを出すため、灯篭の手前に袖垣を作り、少し奥にモミジを植えました。

下地には伊勢ゴロを貼り付けていきました。
奥行きを出すために、角の部分を盛り上げています。

ところどころに大きめの石と植栽スペースを設けることで、単調にならないよう工夫しています。
モミジと灯篭が、垣根とマッチして良い感じです。
ここだけ写真で見ると、だいぶ完成に近づいてきた感じがします。
 
2005.05.16


手前の床部分の作業を進めました。

まずは御影の縁石を並べ、通路よりも高くしました。
縁石の間にも伊勢ゴロを貼り付けていきます。

この部分はあえて植栽にせず、すっきり見せる空間にしました。
縁石を並べて出来た広場は、所々にタマリュウを植え、無機質なイメージにならない様にしました。

この空間には、鋳物製の2羽のツルをおいてみました。

なんとこのツル、イングランドからわざわざ取り寄せたものなんです。
中心部には、水鉢を置いて、つくばいを作りました。
ご覧頂くと分かると思いますが、長い竹をつたって滴る水は、実に見事です。

その水鉢の後ろに見える背の低い灯篭の中には電気配線を施す予定です。


次回はいよいよ完成の写真をご紹介できると思います。
 
2005.06.15


灯篭の中に電灯を灯し、スギゴケを敷き均しました。

灯篭からほんのりと溢れる光が、水鉢に反射して幻想的な雰囲気です。
スギゴケは、下に盛土して表情をつけました。
平面にするより、この方が幅が広く見えます。


スギゴケを敷くだけで、随分と趣がでたと思いますが、どうでしょうか?
反対からの風景です。

こうして見ると、つくばいに流れる竹の長さが分かっていただけるでしょうか?
 
日記形式にご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?
施工前の写真と見比べていただければ、違いは一目瞭然ですね。
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