施工前
青葉区に新築中のM様より、作庭のご依頼を頂きました。
写真は家屋の外観ができあがったところです。
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まだ室内を建築中のため、いろいろ資材が置かれていますが、ここが主庭部分になります。
ここリビングとダイニングの両方、普段から目にするところになります。
お施主様の希望としては、ここに噴水を作りたいとのお話でした。
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こちらは玄関を入ると見える中庭部分です。
ちょうど、正面のガラスの向こうが玄関になります。
120cm程度の幅しかありませんが、来訪者の方が真っ先に目にする所なので、ここはとても重要な場所です。
写真左側は和室、奥は玄関、建物は洋風、スペースはごく僅か。
この条件を満足するお庭はなかなか難しいものがあります。
今回の施工のポイントは、ここをどのように表現していくかが最重要課題になってきます。 |
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施工後
門扉の脇にソテツを植えつけました。
写真では迫力を全てお伝えすることは出来ませんが、横幅は2mほどもあります。
限られた植栽スペースだったので、この大きなソテツが入るかどうか心配だったのですが、植えてみるとピッタリでした。
これだけで、グッと門周りが引き立ったと思います。
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主庭に噴水を据えたところです。
池のようにはしたくないというご希望でしたので、下の部分はわずかに水が溜まる程度になっています。
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ここが一番神経を使った中庭です。
写真では分かりにくいですが、一番奥に水鉢があります。
下は、黒と白の御影石を市松模様で敷き並べ、所々に苔を配植しました。また、水鉢のデザインと外壁の色に合せ、テラコッタを2つ置き、単調にならないように高低差をつけました。
和室の窓から見える部分にはタケを、玄関から見える部分にはモミジを植えました。
夜にはライトアップされ、また違った表情を見せてくれます。
和洋折衷で、限られた空間に風格を持たすことが出来ました。 |
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植栽も終わり、噴水を出している風景です。
季節によっていろいろな花が取り囲み、暖かなお庭を演出しています。
噴水の下にある丸いものは、水面に浮かぶ電球で、フローティングライトと言います。
夕方、暗くなってくると明かりが灯り、幻想的な雰囲気になります。
このテラスで噴水を眺めながらお茶をしたら、なんとも贅沢な一時を過ごせるのではないでしょうか。
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