施工事例23
青葉区 D邸
 

青葉区にお住まいのD様より、和室前に坪庭を作って欲しいとご依頼を頂きました。D様は、古くて立派な灯篭をお持ちで、それを使って庭を組み立てて欲しいとのお話でした。

右はD様と打合せした設計図です。
 
施工前

写真では分かりにくいですが、写真右側が和室です。
まず、設計図に基づいて、つくばいの場所を掘りました。
道路から距離があり、クレーン車では届かない場所の施工のため、三叉とチェーンブロックを使って後石を据えているところです。
当初は、それほど大きくない後石を使ってつくばいを組む予定でいましたが、灯篭の存在感がとても強く出てしまうので、それに負けない重厚感のあるものを使いました。
同じアングルから施工後を撮ったものです。

枝折戸を取付け、飛石と延段が庭へと誘います。
延段の廻りはサビ砂利を敷き詰めているので、全体的に明るい印象を与えています。
 
同じく施工前の写真です。
上の写真の反対側から撮ったものです。
和室前から見える景色を、四ッ目垣で区切りました。
施工前と比較すると、空間に奥行きが生まれたと思います。

建仁寺垣と違い、四ッ目垣は向こう側が見えるので、圧迫感がなく、とても柔らかなイメージですね。
 
施工後



灯篭とつくばいのアップです。大きな後石が、灯篭の存在感を中和しているのがお分かりになりますでしょうか。
もし、後石が小さかったとしたら、灯篭ばかり目立ってしまい、逆に灯篭自体が引き立たなくなってしまいます。
和室から眺めたときの風景です。

何もなかった状態から、ここまで表情豊かなお庭に変わりました。
緩やかに起伏したタマリュウが、見る角度によって違う印象を与えてくれます。

施工時期は秋のはじめでまだ紅葉していませんが、もうすぐモミジが真っ赤になって、また違った表情を見せてくれることでしょう。


D様にも大変喜んで頂けました。
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