麻生区に新築されたN様より作庭・外構工事のご依頼をいただきました。
写真は施工前の状況です。
手前が駐車場になっており、階段を登った直ぐ左手の窓は和室になっています。 |
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和室前を抜け、南側に面した居間の前です。
こちらは洋風のイメージで、できるだけ広く、すっきりとしたスペースにしたいとのご要望でした。
今回の施工のポイントは、和と洋をうまく組み合わせた「モダンな和風」です。 |
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まず、居間前から着工します。
砕石を転圧後、敷石を並べている状況です。
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施工後の状況です。
白御影の敷石にポイントとして黒御影、タマリュウを加えました。
隣地との境界には、様々な彩りが楽しめるよう、混植の生垣にしました。
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居間と和室のつながる角には、ソヨゴの株立を植栽しました。あえて4.0m程度の樹高にすることで、存在感を出し、和と洋のつながりを自然な形で表現しています。 |
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上の写真と前後しますが、和室前の施工風景です。
まず、土を成形し、だいたいのレイアウトを作っているところです。 |
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施工後の風景です。
和室前には、沓脱石を据え、飛石、延段で人の導線を確保しました。 |
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左側に見えるのは赤松です。植栽スペースが限られているため、枝ぶりや根鉢に気をつけて選びました。
また、松の下の雪見灯篭は、和室から見たときのワンポイントになっています。 |
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延段、飛石、景石、サビ砂利、杉苔のコントラストが美しいです。
幅1.5m程度の空間で、人の導線を確保し、なおかつお庭に表情を持たせるのはとても難しいです。
今回は、延段の両サイドに起伏を持たせ、様々な素材・彩りを使うことで、とても表情豊かなお庭にすることが出来ました。 |
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門柱の施工状況です。
お施主様の要望で、開放的なイメージにするため、今回は門扉をつけません。
ブロックを積み、インターホン、表札灯、ポストをバランスを見ながら設置していきます。
その後、ジョリパットで校倉に仕上げました。
足下に見えるガラスは、夜になると青いLEDが点灯し、幻想的な雰囲気になります。 |
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和室前の目隠しは当初、竹垣を計画していましたが、玄関前を和風にしたくないとのご要望で、右のような木柱を等間隔に並べました。
その裏にモミジを植栽し、全体的に柔らかな目隠しになっています。
モミジの枝ぶりも下から見上げたとき、とても感じが良いですね。紅葉の季節が楽しみです。 |
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門柱前のスペースには、トクサを植栽しました。スッと縦に伸びた涼しげな葉が、校倉の門柱をより強調しています。
とてもシンプルにまとまったのではないでしょうか。 |
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玄関側から見た風景です。
門柱と木柱の間隔は広すぎず、狭すぎず、バランスに気をつけるようにしました。
お互いが斜めになっているため、90cm程度のクリアランスは確保できています。
また、アプローチは洗出し舗装にして、歩き易さと見た目に気を配っています。 |
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階段下から見た門周りの風景です。
階段左側のブロックも門柱と同じように校倉で仕上げ、一体感を出しました。
最後に階段左側に手摺りを設置し、完成です。
N様にも、希望通りのお庭が出来たと、大変喜んでいただけました。 |
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