施工事例27
相模原市 M邸
 
施工前


相模原市にお住まいのM様より、
庭園改修工事のご依頼を頂きました。

右は、施工前の風景です。

広いスペースですが植木が多く、
混み合っている印象を受けます。
今回の施工ポイントは、この広い
スペースをどのようにして活かし、
表現するかです。

お施主様のご要望は、あまり予算を
掛けず、また、除草にかかる手間を
減らしたいとのお話でした。
施工中


まず、手前の樹木を整理し、植栽帯との
間に石積みを行いました。

ただ単に仕切りとして積むのではなく、
緩やかな傾斜をつけ、柔らかいラインを
表現していきます。
石積みの間から突き出すように、長い
御影石を据えつけました。
その先端にあるのは、赤錆の御影で
作られた盃です。

ここが、今回のお庭の中心になる部分です。
施工後


完成後の風景です。
伊勢砂利を敷き、蛇紋を描きました。

盃から滴りおちた水から、まるで
波紋が広がっていくように見えますね。
伊勢砂利とタマリュウのコントラストが
とても色鮮やかです。

なんとも涼しげで、見ているだけで、
静けさが伝わってきます。


心落ち着く空間が出来たと、お施主様に
も大変喜んで頂けました。

[2013.11.11 追記]

こちらも同じM様邸の路地裏です。

お宮様へと続く延べ段が、重厚な趣を
見せていますね。
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