施工事例31
横浜市緑区 T様
 
施工前

緑区にお住まいのT様より、お庭の改修
依頼をいただきました。

部屋から段差無く庭に出れるよう、
ボックスを並べて使われています。

またラティスをフェンスに固定して
目隠しにされています。
こちらは南に面した主庭部分です。

道路より高台になっているので、外からの
視線はそれほど気になりませんが、
植栽でさらっと目隠しが欲しいですね。
収納箱や手作りのベンチなど、お庭に
置きたいものもあるため、出きるだけ
スペースを広く使える設計が望まれます。
こちらは和室前の風景。
坂道に面して歩行者の視線が
気になってしまい、なかなか窓を
開けることができないそうです。

ここは和室から見ても落ち着ける
空間にするといいかもしれません。

施工後

ウッドデッキも検討しましたが、今後の
メンテナンスの手間を考え、タイルを
張ったテラスを作りました。

目隠しフェンスは高さがあり、しっかり
強度を出すため、テラスに基礎を埋め
こんでいます。
 
すべてテラスにすると硬いイメージに
なってしまうので、端の部分を工夫し
植栽スペースを設けました。

ここにソヨゴの株立を植え、全体的に
優しさを出しました。

タイルの表情にも変化が生まれ、
フォーカルポイントにもなっています。
 
目隠しフェンスもバッチリ。

木製のラティスと違い、劣化の心配は
ありません。

家の壁面から既存フェンスまでの
スペースをすべてテラスにしたため、
収納箱やプランターを置いても、
かなり広く使えるようになりました。
主庭に降りるステップも、自然な導線
を描くように加工しました。
主庭はレンガで植栽スペースを
区切り、芝生を敷きました。

歩きやすいように枕木のステップを
作っています。

植栽はシマトネリコの株立をシンボル
ツリーに使い、目隠しにはレイランディー
の生垣を植えました。
レンガで部屋からのステップをつくり、下は
ガーデンテーブルを置けるスペースを
確保しました。
こちらが和室前の風景。

両面の建仁寺垣を設置して、視線を
完全にシャットアウトすると同時に、
落ち着ける坪庭を演出しました。
幅1mに満たない空間ですが、
台杉やタマリュウ、水鉢や黒那智石で
十分なボリュームです。
建仁寺垣に埋め込むようにして
配置した景石は、視覚的に広く見せる
ちょっとした工夫です。

実際は薄い石ですが、奥行きを感じ
ますね。


お客様にも大変喜んでいただけました。
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